
カードローンでお金を借りようとした時に、借りられないということがありますが、「別に思い当たることがないが、どうしてなんだろう」と思ったことはありませんか?そういう場合、実は携帯電話が関係しているかもしれません。
意外に、携帯に関しては軽く見がちな人が多いようです。
カードローンの返済の遅延には神経質になるのに、携帯電話の支払いが遅れていてもあまり気にしなかったりするのです。
最近では携帯電話と言えばスマートフォンですが、スマートフォン本体はかなりの高額になっています。
ですので、支払いをクレジットカードで分割払いにすることが多いのですが、この携帯電話本体の支払いが遅れるということが、問題なのです。
携帯電話の通話料やパケット代の支払いが遅れても(もちろん遅れてはいけないのですが)、そのことによってお金が借りられないという事態にはなりません。
ですが携帯電話の本体代金のクレジット払いが遅れることが、お金を借りられない事に発展するのです。
スマートフォン本体をクレジットで購入し、支払いが遅れたり、滞納したりした場合、その情報はクレジット会社が加盟している信用情報機関に報告されることになります。
「そんな事知らなかった、ひどい」とかは言えないはずなのです。
なぜなら、携帯電話をクレジットで購入する時の書類の中には、「支払いが遅れたらその事が信用情報機関に登録される」旨が書いてあるからです。
消費者金融や銀行、クレジット会社等は必ず指定信用情報機関に加盟しています。
そこでお金を借りたり、ローンで商品を購入すると、その情報が信用情報機関に必ず登録されます。
普通に返済されていれば何の問題もありませんが、延滞したりすると、その事も報告されて登録されてしまうのです。
携帯電話本体の返済は、どれくらいの期間延滞したら信用情報機関に報告されてしまうのでしょうか。
明確には決まっていないのですが、大体2ヶ月から3ヶ月くらい延滞すると信用情報機関に登録されてしまいます。
しかもその登録はかなり長い間消されません。
まず携帯電話本体の代金を完済してから、その後5年間は登録されたままです。
ですので完済するまでに1年かかったとしたら、それプラス5年なので6年間は登録されたままという事になります。
そうすると、その間はお金を借りに行っても、信用情報機関に延滞したことが登録されていますから、借りることはまず出来ないのです。